第64回日本同盟基督教団総会

19日(火)ー21日(金)まで、教団総会が静岡県掛川のホテルで行われた。

これまで10年以上に渡って検討し、議論に議論を重ねてきた機構改革が承認され、これから新しい体制で教団が運営されることになった。機構改革の5つのポイントは、①信仰告白、②教師養成プログラム、③教師の種別、④教会の種別、⑤代議制教団総会 である。同盟教団の特徴はなんと言っても「宣教協力」である。際立った特徴とはいえないかもしれないが、しかし昨年宣教121周年記念を迎えた本教団は、この宣教協力のもとにその働きを拡大し続けてきた。なぜ今このような改革が必要なのか?1949年にはわずか22教会であった本教団は、2004年には210教会となった。感謝なことではあるが、教会数の増加に伴い、教団総会で十分な議論ができず、また理事会を中心した体制にも限界が生じてきた。これらの問題を解決し、今後30年先を見据え、各個教会の多様性を尊重しつつ、一致してよりよい宣教協力を可能にするため、機構改革が必要となったのだ。これに伴い、全教会から議員を選出して行う総会は今年で最後となり、今後は各宣教区から代表者が決められた議員数名を選出し、総勢100名程の規模に縮小された総会となる。

総会において他教会の先生方との交わりの機会が減ってしまうのは残念だが、新体制のもとに、ますます同盟教団の宣教の働きが活発になることを祈る。