家庭礼拝

今日は佐藤姉のお宅で最後の家庭礼拝と聖餐式を行った。ご夫妻は静内で牧師をしておられる息子さんのご家族とこれから一緒に住むことになり、来週引っ越すことが急きょ決まった。今日が最後の家庭礼拝&聖餐式になる。姉は、ちょうど40年前の8月、姉は西浜の海で洗礼を受けられたのだ。信仰生活40年、様々な労苦を潜り抜けてこられながらも、不平不満を一切口にせず、感謝に満ち溢れている姉の姿に一同励まされてきた。起き上がるのもしんどいはずだが、このとき讃美歌「主われを愛す」を自らの信仰告白のように大きな声で賛美され、心にぐっと響いた。御言葉は使徒20:32のパウロの訣別説教から。40年間姉の信仰生活を恵みで満たし、支え続けたのは神の御言葉だ。この御言葉は姉がどこにいこうと姉の上に最善を成し、確実に御国へと導いて下さる。そして私たちもそこを目指し、御国で再会できるのだ。だからこそ神の御言葉に委ねて安心して姉を送り出せる。寂しくはあるがやはり感謝である。礼拝後は、姉が用意して下さったヨーグルトをおいしくいただきながら、みんなで楽しい愛餐のときをもった。

 

  「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。 

   みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた

   人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」

                        (使徒20:32)

   

  「主われを愛す、主が強ければ、われ弱くとも 恐れはあらじ

   わが主イエス、わが主イエス わが主イエス、われを愛す」

                        (讃美歌461)