教会研修会

11日(土)から12日(日)まで、徳丸町キリスト教会の朝岡勝師を講師に迎え「生き生きとした礼拝を目指して」というテーマのもとに教会研修会を行った。 大変内容の濃い、心燃やされる研修会であった。

 初日の研修Ⅰは「礼拝を考える 理論篇」と題して、日頃私たちが捧げている礼拝にどのような意味があるのかいくつかの御言葉から語られた。2日目午後の研修Ⅱは「礼拝を考える 実践篇」として、朝岡師が牧する教会で実際に行われている礼拝の取り組みについて紹介された。

 「忙しさ」に追われる私たちにとって、立ち止まることは、時として苦痛である。しかし神はそのように前のめりに生きる私たちの前に割り込み、その歩みを中断させ、御前に進み出るようにと礼拝へ招かれるのである。それは私たちの心が地上のことで支配されないように、神の国へと視野を広げさせるためなのである。そうして神を神とすることによって、真の意味で人が人となり、私が私であることを取り戻すのである。今回の研修会のテーマは、「生き生きとして礼拝を目指して」だが、そもそも礼拝とは生き生きとしたいのちあふれるものなのだ。その恵みに無自覚なまま礼拝をささげるとき、いのちが失われ形骸化した礼拝になっていくことに今回の研修会を通して気づかされた。