日本同盟基督教団宣教121周年記念大会

11月22日(木)~24日(土)東京中野ゼロホールで、日本同盟基督教団宣教121周年記念大会が行われ、全国から約1200名の教職者と信徒の兄弟姉妹が集まった日本同盟基督教団は、ハドソン・テーラーの中国超教派協力伝道に共鳴したフレデリック・フランソンが1890年に米国シカゴに設立した「スカンジナビア・アライアンス・ミッション」の日本伝道によって成立した教団である

1891年11月23日、18歳から35歳までの男女15名の宣教師が横浜に上陸した。教職者は3名、あとは熱心な信徒であった。彼らは伝道困難な未開拓地方を開拓することを使命とし、教会の基礎が出来ると日本人に委ねて、彼らは再び他の未開拓地に移って伝道を続けた。その内の一人メアリ・エングソトロム宣教師は天然痘にかかった同僚の看病によって自らも同じ病を発病し、来日3カ月で天に召された。19歳であった。現在教団は伝道所なども含め約250教会の教団へと成長した。まさに15名の若き宣教師たちと尊い犠牲と祈りの実である。これまでの導きを主に感謝しつつ、次世代に向けて宣教の志を新たにする大会であった。

 

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」 ヨハネ12:24